ロッドデザインのお話

熊本地震により震災にあわれた方々が一刻も早く平穏な時がきますようお祈りしています。私たちも5年前に多くの皆様から義援金や励ましを頂いたことを思い出しております。微力ながら今の私に出来ることをさせていただきたいと思います。
さて本日はロッドのデザインの話です。
私は昔、マッキーズという老舗ロッドメーカーでロッドビルディングの勉強をしに通わせていただいたことがありました。ロッドのラッピングデザインと言うものを教わりました。ですから私のグラファイトロッドのデザインはすべてマッキーズの流れを汲むものといえます。
実はフライフィッシングと言うものはすべてヨーロッパの産業革命以後の工業の発達とともに広がったもので、同時に当時の工業デザインの様式を現代も色濃く残しています。左右対称な幾何学的なものが多いのも、当時のアールデコなどからの影響と感じます。ですからフライの道具においてはこういうデザインに安心するのです。リールもほとんどが左右対称だし、ロッドのシグネチャーラップなども左右対称でしょう。逆に言うと左右非対称なものはなんとなく落ち着かず、はっきり言って売りにくいデザインなのです。

たとえばマッキーズのスライトというモデルはストリッピングガイドのラップが色違いでおやっと思うかもしれませんが、実はこれグリップの巻上げと同色で上下で囲んでいるデザインなのです。デザインにも裏づけと理由があり、闇雲に思いつきのデザインでかっこいいとは締めくくれないのです。経験と感性がものを言うと思います。

つい先日、経験を重ねてきた若いスタッフが、秀逸なラッピングデザインのロッドを仕上げてきました。感受性が成熟すると感性に変わるのだなと思えた瞬間でしたねぇ。石川

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先週、盛岡のS君が三陸沿岸の河川で釣り上げた51cmのサクラマス。ローウォーターフックに巻いたオリジナルフライとのこと。おめでとう。次は俺だ!


ロッドデザインのお話」への6件のフィードバック

  1. ほぉ、マッキーさんとこで修行してたんだ。それは知らなんだ。
    >次は俺だ!
    早くこっち(渓流)に帰って来てね(笑)

  2. 斬新なものって一過性な事が多い様な気がしますね。飽きが来ると言われるその事ですかねー!? いつまでも良いロッドを作って下さい!!^^

    Sさんのサクラマス羨ましい!私もフライで釣ってみたいといつも思ってはおります!(笑)

  3. ゴルゴさま
    マッキーさんにお世話になったのは17、8年も前の話だね。毎年この時期は不在ですから。いつも7月からね渓流行くのは。みんな知ってるから誰も誘わない・・。

  4. カウベルさま
    フライは保守的なのかも知れませんね。でもみんな潜在的にそういうデザインを選んでいるはずです。それに比べてルアーは革新的で羨ましいこともあります。進化を受け入れますよね。S君はO川でした。閉伊の友人からも釣れたとのメールが・・・。サクラメールは勘弁。落ち着かない。

  5. GWに岩手に帰省しますが、釣りはできそうにないっす(笑)
    今年は、九頭竜川のサクラが好調の様ですが、あえて岐阜の宮川でデカニジを狙ってツーハンド振ってます。2回ほど宮川へ行きましたが、行く都度何故か同行の釣り友が60UPを釣り私は「ボ」、私が同行すると大物釣れるジンクスが生まれるしまつ(笑)
    何時か故郷でマッタリと釣りがしたいですよ~
    SPEYにハマっているハシモでした(^^)/

  6. ハシモさま
    ご無沙汰しています。GWは釣り人でごった返すので我々ジモティーはのんびりと行きましょう。本流の釣りは運も付きまといますからね。釣れないのは慣れっこですよ。しぶとくがんばりましょう。

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