釣り人の言う9月とは

さすがに9月渓流ラストが近づいてくると、多くの釣り人が渓流に訪れますね。産卵のため魚たは上流に向かって差してくる訳ですから、それを釣り人が追いかけるような格好。古今東西、この光景は変わらないでしょう。

釣りという遊びはそもそも狩猟生活の真似事みたいなものだけど、私の場合は釣れた魚を写真に収めるのも、獲物を魚籠に入れたことと同義であると思うので釣りとしてはそれで起承転結。いや、帰ったらお見せして結となすのか?

いずれにせよ、毎年毎年進歩がないなぁと思いつつ、さがなんだから仕方ないと釣っては放す訳です。9月いっぱいで終わるとなればバタバタと焦るのもこれまたさがなのでしょうか?もう少しスマートにいきたいものです。石川

この日は各地大雨で秋田内陸から青森、県北を走ってやっと見つけた川。トータル600km余り走った。Nさんに来たヤマメ。

Oさんが仕留めた幅の広いヤマメ。ロッドはC6703XC。今お客さんの間で密かに話題となっているOさんの鹿角ネット。製作はS君です。

同日、八幡平のお宿オーナーのKさんとバッタリ会い(行くところはみんな一緒)夕方ご一緒することに。

この日はMちゃん、K君らと秋田の玉川水系へ。

増水気味でこんなサイズが連発。&バラシ連発。

玉川水系の小河川に入ってみた。写真はK君。

雫石水系へ。Nさん、Kさん、OKさん、Oさん、私と5人での釣行。二手に分かれて釣りをしました。写真はOKさん

まずOKさんから。サイトで釣ったイワナ。ロッドはC4663SL。広い川だけど、よく飛ぶのでこれで十分だとか。

Oさんのロングキャスト。この距離でガンガン釣って行く。

そうして釣れるのがこのサイズ。距離を置くと自然とサイズアップしますね~。ロッドはC3763EW。

この後、美味しい蕎麦を食べて腹ごしらえ。

午後は和賀へ移動するもイマイチでした~。

 

大人の夏休み

朝晩の気温がひんやりと感じられ、日中の気温が20℃に届かない日も出てきました。暑くなる日もありますが、9月に入り季節は夏から秋へと移行中です。

私の釣りも、涼しくなってくると源流域から中流域へと移行していくので、そろそろシーズン最後の源流釣りとなりそうです。

この日は、初めて訪れる川。

8月は大雨に見舞われることが多かったですが、隙を見つけては山奥に行っておりました。

8寸前後の魚が飽きないぐらいに釣れてくれます。

個人的には、今年は数釣りを楽しめる日が多く、ストレスフリーな気持ちの良い釣りができております。

数が釣れるときはリリーサーがあると便利です。

このリリーサーはお客様のハンドメイドで、スタッフそれぞれ色違いでいただきました。

ありがとうございます。

ご一緒したNさんは、私が写真を撮ったりしている間に9寸ぐらいのイワナを連発していました。

今年は大活躍のウェットゲーター。

暑い日の源流は、この格好が涼しくて動きやすいです。

時間を忘れるほど、すっかり夢中になってしまいました。

子供の頃に戻ったかのような気分です。

西日に照らされる渓流はキラキラ輝いて美しいですが、場所が場所なので暗くならないうちに車に戻りました。

 

岩手の渓流シーズンも残り1ケ月を切りました。

行ったことのない川を見てみたいという気持ちが強いので、シーズン中にあと何ヶ所川を見ることができるか…

見たい川がたくさんあるので、毎日地図と睨めっこしながら絞り込んでおります。

今度の週末はどこへ行こうか。

 

(仁平)

 

My Favorite Fish! Vol.2

新企画「My Favorite Fish!」は各地の皆様からお寄せいただいた美しい魚達の写真。この素晴らしい魚をどうぞご覧ください。応募多数の為、Vol.1 Vol.2に分けてアップいたします。(投稿順で登載しております)石川

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ペンネーム:M・Uchida
ロッド:Udaロッドの7f2in、4番。グリップは「アメリカの竹竿職人たち」に載っていたボブ・サマーズ風にカスタマイズしたもの。
リール:DAIWA Alltmor 200D
ライン:Scientific Anglers #4 DT の詳細忘れました。light greenだったような。
リーダー:AKRON STANDARD 5X9 ft + AKRONティペット6X 約40cm
フライ:ADAMSパラシュート#14
釣った日付:2016年6月7日

仙台近郊で釣った岩魚です。24~25cmというところで、大きくはないのですが、何しろここは放流の対象外の渓で、天然の岩魚が再生しています。2枚目の写真はこの年の秋、なんと産卵行動を偶然撮ることができたものです。ペアにもう一尾の雄がちょっかいを出しては追い払われます。ちょうど我々が釣りのぼるときに一つの単位と考える範囲(この時は半径約3mほど)に陣取った方の雄はその範囲以上には追い払わないのでした。。秘密の秘密の川なのに、釣り人の車も多い(笑)Udaロッドは初めてカムパネラさんを訪ねた折に池で生まれて初めてバンブーを振らせてもらい、即決で注文したものです。その後転んでバッドにひびを入れ、また別な時には枝に引っ掛けたフライをあおってティップを折りしましたが、二度とも修理していただき健在です。カーボンから乗り換えた時の違和感の少なさ、下手くそな私でも狙った中近距離に上手にプレゼンテーションできてしまう投射性、そして掛けた後のバラシの少なさなどなど、素晴らしいロッドです。

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ペンネーム: ジョバンニ
ロッド:c3693F
リール:コーッタクCOMA4
ライン:不明
リーダー&ティペット:9ft5Xリーダーに6xティペット1.2m
フライ: 16番グリズリーパラシュート
釣った日付:9月31日
魚種:ヤマメ30㎝ちょっと超えるくらい
場所:遠野市の沢

 9月31日、わが県では解禁最終日。翌日からは長い冬眠状態になってしまうわけである。なんだか、急に寂しくなると同時に禁漁になると少しホッとする10月1日からは川を見てソワソワすることがなくなるからだ。釣りが好きなのに禁漁になって心安らぐのは変化と思われる方もいるとは思うが、私の場合そうなのだから仕方がない。

できることなら毎年最終日に釣りをしたいと思っているが、仕事の関係や天候などの状況によりそうそう行けるものでもない。

その年は珍しく最終日に時間が取れ、1時間程度だがなんとか川に立つことができた。時間も限られているので、できるだけ近場の川を選んだ。川と言っても幅2メートルくらいの小さな名もなき沢(本当はちゃんと名前があるのだが名もなき沢のほうが雰囲気あるので)。車で10分、自転車だと30分、歩くと1時間半。まあ、当然自動車で出発した。出発前に落ち着きなくウェーダーを履き、ロッドを用意し毛バリまで装着しフロータントもつけ準備OK。

現場に到着しそそくさと車を降りると、さっそく釣り開始。周囲はすっかり秋の景色である。チビヤマメとチビイワナを数匹釣りながら最後の場所に来た。小さな沢にしてはやや水深のある瀬。この瀬で今年の釣りは最後だなと思いながら毛バリをキャストすると、静かに毛バリが消えた。軽く合わせると今までにない強い引き、大物と縁が遠い私はいきなりドキドキ。ばれるなよと心の中で考えながらなんとかランディング。これが人生初の尺越えヤマメ。解禁終了日という事もあり、感慨倍増。

この日使ったロッドはc3693F。小規模の沢から中程度の渓流までカバーしてくれる。バットもしっかりしているため、尺をわずかに超える程度だと全く問題なく寄ってくる。しかし、しなやかさも持ち合わせているので非常に使いやすい。ショートシリーズは他にc3603Fも所有しているが、こちらは短すぎて使いこなすのにはテクニックが必要。それはそれで楽しいのだが気軽に使うには少し苦労するというマニアックなロッド。普段使うのはもっぱら6’9”のほうだ。国内の渓流で尺越え程度までのドライフライフィッシングならc3693Fと3793EWの2本があれば十分かもしれない。素材もテーパーも知らないがこの2つのシリーズはアクションに似たものがあるような気がする。その2本で十分なんだろうけど、ちょっとアクションの方向性が違いそうなスーパーライトもかなり気になる。

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ペンネーム: ジョバンニ
ロッド:3793EW
リール:サセックス56
ライン:DT3F
リーダー&ティペット:リーダー7’6” 3X ティペット4X60㎝くらい ドロッパー 3X5~8㎝くらい
フライ: 12~16番のソフトハックル
 一昨年からウエットフライに嵌っている。きっかけは毛バリを拭いてフロータントをつけるのが億劫な状況が増えてきたからだ。ドライフライを真剣に目で追うのも結構疲れる。単に年々楽なほうに逃げていくようになってきた。というか、怠け者根性が幼少のころより染みついているというのもあるのだが。まあ、その辺のところは皆さんも似たようなものだろう。

 一昨年そして去年と普通に5~6番くらいのロッドを使いウエットフライを楽しんできた。毛バリは8~10番。大好きなピーターロスやマーチブラウンなど普通のウエットフライフィッシングだ。もちろんそれで釣れる、ドライより楽に釣れる。

去年、禁漁に入ってからもっと気楽に軽いロッドで小さなヤマメを楽しめないかと考えるようになった。色々なロッドを試した結果、最終的にたどり着いたのが去年までドライフライでしか使ってなかったロッド、カムパネラのエメラルドウォーターだった。ロッドが弱すぎても流れに負ける、強すぎてもティップではじいてしまう。その辺のところが絶妙にバランス取れていて使いやすいのである。フライも12~16番のソフトハックルのみ。リードフライにドロッパー2個。ネットで調べると派手なドロッパーで誘ってリードフライで食わせるとかもっともらしいことが色々書いてあるが、その辺は適当にやってもよさそうな気がする。要は何でもいいから適当に毛バリを結んで流せば釣れるのである。近場で小物ばかり釣るのがメイン、4Xのティペットに3Xでドロッパーを結ぶ。ドロッパーの長さは5-8cmくらい。これをサイドかダウンクロスでキャストして扇状に流すだけ。釣り方としては盛岡流し毛ばりとほとんど同じような気がしないでもないが・・・。ポラグラスかけて水中凝視してドラッグフリーで流したりとか頑張ればもっと釣れるのだろうけど、そこまで必死になると疲れてしまう。この釣りのテーマはお気楽フィッシングなのでだらけてやらないと意味がない。ヤマメのサイズが8寸程度になるとかなりの引きが楽しめる。そんな大物はすぐ近くじゃたまにしか釣れないのだが。

何はともあれ、しばらくお気楽ライトラインウエットフライにしばらく嵌りそうである。

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ペンネーム: H.A
ロッド:C2543
ライン:DT3F
リール:Koh-I-Noor 0
リーダー:5X 9ft (ナイロン)
ティペット:6X  5ft (ナイロン)
フライ:テレストリアル
魚種:イワナ
サイズ:28cm
釣行日:2017年8月18日
場所:岳川

先日お盆に帰省した際、岳での一枚 イワナ 28cmです。イーハトーブで見つけ、どうしても欲しくなり、C2543購入。購入したら入魂したくなり渓へ。イワナ入魂!です。当日は雨でしたが、魚の活性がよくこのサイズが沢山釣れました。
ロッドは、Good!。小回りが利くし、いざと為れば、遠投も問題ありません。やっぱり、岩手は最高ですね。何も気にせず、ゆったりした気持ちで釣りができますね。
今シーズンも残りわずかですが、東海地方をRed Wrapと、このショートロッドで釣りまわります。

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ペンネーム: ロバート・ベティ
ロッド:Campanella C6703XC
リール:Hardy Featherweight
ライン:SA DT 3
リーダー&ティペット:4X9ft+5.5X 1m
フライ:エルクヘア―カディス#12
釣行日:2017年8月27日 AM10:00時頃
場所:秋田県の某渓流

毎年恒例の「3人組ワイガヤ釣行」の最終回を8月下旬に実施しました。前の週の大水の影響で、東北はどこの河川でも、厳しい状況だった中、秋田の渓に朝から入渓。

仲間と小型の魚を釣ったり、バラシたりの中、ヤマメのいそうなポイントで順番が回ってきて釣り上げた一尾です。

前日、前々日とほぼ坊主だったため、うれしさも倍増でした。日差しが当たっている場所を探して撮影した中の一枚はキラキラとして奇麗でした。

サイズはそこそこでしたが、楽しい釣行の中で釣れたヤマメに感謝です。

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ペンネーム:クシノ

ロッド:旧スーパーライト ♯2
リール:ハーディ
ライン:リオ
リーダー&ティペット:ロッド2本分
フライ:テレストリアルなパラシュート
釣った日付:2017.9.3
魚種:イワナ 7寸程
場所:山梨県 瑞牆山

前日飲み会ということもあって、遅い出発&近場にて新規開拓です。先行者ありの中、結果は全て7寸以下。アマゴ狙いでしたが、上流過ぎたようです。イワナの棲家でした。

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ペンネーム:ジョバンニ

ロッド:CW31006
リール:スミス チェックメイトⅢ
ライン:WF6F
リーダー&ティペット:リーダー9ft 2X ティペット3X80㎝くらい ドロッパー 2X10㎝くらい
フライ:8~10番のソフトハックル
釣った日付:2017/9/3
魚種:ヤマメ24㎝
場所:和賀川本流

順調、順調、毎日が順調。

10年前に自覚した老眼、かなり慣れてきた。近視の眼鏡を下にずらし上から覗き込むように文字を見る姿も板についてきた。数か月前から日課とした体操、最初は筋肉痛になったがもう大丈夫だ。体操と言ってもラジオ体操なんだが、これくらいだと楽々とできるようになった。川で転びそうになることが増えてきたが、杖を買ったので安心だ。

このように順調に老化が進んでいる。これから先も順調に衰えていくことだろう。

 

さて、先日は珍しく遠くまで釣りに行った。しかし、目的の川は濁流で釣りになりそうもない。あきらめて沢内村に移動した。どこに入ったらいいのか皆目見当もつかない。そういう時は入渓が楽なところに入るのが一番だ。昔なら、必死によさそうな場所を探したもんだか、その気力はもうない。本流で川原は開けた場所だ。あまり魚影が濃い気配はないが、クマの心配はしなくていいし川から上がるときの心配もしなくていいからこれでいいのだ。とにかくねばって釣りをした。チビヤマメがちらほら釣れるが大きなのは中々出てこない。頑張ること1時間、ようやく納得できるサイズのヤマメが釣れた。

6番ロッドでこのサイズのヤマメじゃ面白くないだろうと思われるかもしれないが、釣った本人はうれしかったのだから十分だ。

肝心のロッドであるが、ウエットロッドだから当然ウエットフライに使いやすい。困ったことにカムパネラはもちろん他のメーカーでもウエットロッドはあまり見かけなくなってしまった。フライ人口自体減少し、さらにウエット愛好家は少ないのだから仕方ないが、何とか奮起してウエットロッドの復活を希望する。3~6番くらいまで幅広いラインナップで。

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ペンネーム:ジョバンニ

ロッド:3793EW
リール:ロスリール コロラドLT
ライン:DT3F
リーダー&ティペット:リーダー7.5ft 3X ティペット4X80㎝くらい ドロッパー 3X10㎝くらい
フライ:12番のソフトハックル
釣った日付:9/7
魚種:ヤマメ12㎝、ウグイ5㎝
場所:早瀬川

転職貧乏、嫌な言葉である。今の職場に嫌気がさして希望を求めて転職する。しかし、実際には甘くはなく繰り返すごとに条件は悪化していくのである。新天地を求める人の気持ちはよくわかる。現状を変えるにはそれしか道がないのだから。

さて本日は近所の川の上流部に行った。去年の大雨で増水して様相が変わってから初めて入る。蛇行していた川はまっすぐになり、深場がなくなり平瀬ばかり。ヤマメは釣れるもののチビしか出てこない。20㎝もある大物は居そうもない雰囲気だ。

希望を胸に抱き、同じ川の最下流部に移動した。水質が良くないためか、川底の医師は滑りやすい。でも深場はあるし大物の気配は感じられる。このくらいの水質のほうがヤマメにはいいんだよなと考えながら釣りを開始する。しかし、釣れたのはさらに小さいウグイばかり。そんなもんである・・・。

今日もEWでウエットの釣りだった。やはりウエットには9ft前後のロッドのほうが使いやすいようだ。川が小さくても長めがいい、そうなるとテンカラとの差がどんどんなくなってくるような気がするがやはりフライフィッシングで釣りをしたい。

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ペンネーム:クシノ

ロッド:旧スーパーライト ♯2
リール:ハーディ
ライン:リオ
リーダー&ティペット:ロッド2.5本分
フライ:イエロー✖︎グリーンなんちゃって虫
釣った日付:2017.9.17
魚種:イワナ 295
場所:秋田県北部

貴重なSW。FFが出来る場所を求めて秋田まで。予報通り天気は晴れ。

入渓直後こそ反応はイマイチでしたが、上流に行くにつれ、気分上々。

今回もルアーマンの友達と同行、友達先行。

暫し、ルアーマンを観察していたところ、巻で捕食中の彼を発見。

その後、順番が回ってきたのでいただいちゃいました!

グイグイ引っ張ってくれるのでうれしいたのしい大奮起です。

あ〜スーパーライト♯1が欲しいです。ここはヤマメとイワナの混棲。

ルアーマンとともに2日間楽しませていただきました。

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